ヨーロッパの列強を巻き込んだオーストリア継承戦争。この戦争終結のために、1748年アーヘンで開かれた会議で結ばれた和約を祝う式典のための曲として、ヘンデルが1749年に作曲したのがこの「王宮の花火の音楽」である。実際に戦争終結の祝典が行われたのは1749年「水上の音楽」と並び、ヘンデルの著名な管弦楽作品となっている。
この「王宮の花火の音楽」は以下の6曲からなります。
・Overture（ニ長調）
・Bourree（ニ短調）
・La Paix: Largo alla siciliana（ニ長調）
・La Rejouissance: Allegro（ニ長調）
・Menuet I（ニ短調）
・Menuet II（ニ長調）
Aplle Musicでも聴くことが出来ます。