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宮城民謡編 第1集(心の故郷 日本の民謡)

石ヶ森泰治、峯岸とし子、及川政芳 他 2019/09/20発売 2400円 

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民謡とは日本各地の生活や風俗の中で誰うたうともなく唄い出し、口から口へ伝承され、時の移ろいと共に洗練され自然に広まった経路があります。その背景には郷土生活での作業、労働に拍子をつけ、楽しさ、美しさを高め、心を動かす自然の曲律があります。いわば郷土に生まれた日本人の心の故郷がここにあると言えます。この貴重な文化を残すべく故藤尾隆造氏が全国を巡り監修したのが本シリーズ「心の故郷 日本の民謡」です。本作品に収められている幾つかを藤尾氏の解説で紹介します。

斉太郎節:斉太郎は伝説的な人物の名前で、美声のたたら踏み職人だったと言う。この地松島の瑞巌寺、石巻の日和山、塩釜、遠島(牡鹿半島地方の古称)富島(松島町)などの風光明媚な情景を歌い上げている。この唄の後に遠島甚句を唄うのを大漁唄い込みという。

お立ち酒:お立酒とは立振舞酒の意味であり、祝言の席を立った、嫁なり婿なりに付き添ってきた先方からの客に、庭前で大茶碗、または大盃になみなみと酒を注いで振る舞うことである。別れの唄なので悲しみを込めて唄います。

収録曲
1.斉太郎節
2. 豊年こいこい節
3. 茸取り唄
4. 笠野浜甚句
5. 宮城二上り甚句
6. 宮城長持唄
7. 桶谷お茶屋節
8. 粉挽き唄
9. 仙台めでた
10. どや節
11. 煤掃き唄
12. 宮城節
13. 仙南松坂
14. 菱取り唄
15. お立ち酒
16. 田の草取り唄
17. 餅搗唄
18. 謙良松坂
19. 定義節
20. 稲上げ唄
21. 塩釜甚句

このアルバムはApple Musicでも聴くことができます。

 

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