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新潟民謡編 第1集(心の故郷 日本の民謡)

岩崎久太,足立八重子,藤井誠一 他 2019/11/01発売 2400円 

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民謡には日本人の心の故郷であると言えます。この貴重な文化を残すべく故藤尾隆造氏が全国を巡り監修したのが本シリーズ「心の故郷 日本の民謡」です。本作品に収められている幾つかを藤尾氏の解説で紹介します。

佐渡おけさ:新潟の代表的な民謡であり全国にも知られている。新潟県には「おけさ」と名のつく民謡だけでも二十数曲あるが、一般に知られる正調おけさは佐渡郡相川町の村田文三氏が唄い出したものが全国に普及した。おけさの前身は北九州のハンヤ節が日本海を往来する船頭により新潟に伝わったとされる。佐渡小木港から相川に伝わった相川おけさが佐渡おけさと改名した。おけさの伝説は「化け猫おけさ説」「遊女お柱説」「桶屋伝助説」など諸説あるがさだかでない。新潟の民謡は「ハァー」の唄い出しが多くこの唄も例外でない。

越後追分:この唄は信州の追分宿辺りの馬子唄が上越より山を越え日本海沿岸へ、また一方信濃川を下り、新潟方面へ流れ出たと考えられている。そしてさらに北海道に流れ江差追分、松前追分と伝わっていったようである。いつ頃かははっきりしないが三百年くらい前から徐々に浸透し、信濃川の船頭や筏乗りの人々により川辺の各地に唄い広められ越後全土で唄われるようになったのであろう。

収録曲
1. 三階節
2. 村上甚句
3. 佐渡おけさ
4. 村上松坂
5. 小須戸甚句
6. 新潟船方節
7. 七浦甚句
8. 魚沼松前
9. 柏崎おけさ
10. はねおけさ
11. 越後追分
12. 三条おけさ
13. 八社五社
14. 頸城松坂
15. 相川甚句
16. 水原甚句

このアルバムはApple Musicでも聴くことができます。

 

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