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秋田民謡編 第4集(心の故郷 日本の民謡)

千葉美子,鳥井森鈴,西馬音内盆踊り保存会 2020/02/01発売 2444円 

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「民謡は生きている」と故藤尾隆造氏(本CDの監修者)は語ります。民謡は生活環境から生まれたから、その土地で生活した人にしか分からないかというとそうではないのです。縁もゆかりもない海外の人でも率直に心を向けるとき、真の民謡に接すれば、分かり、好ましく鑑賞してくれるのです。芸術によっては、その道に入り体験を積まないと理解し難いものがあります。民謡にはそのことが少ないのです。無意識にわかり、好きになることができます。そして、気軽に習得できてその情緒にひたり、演奏者と鑑賞者の仕切りがなく聴き手即唄いてであります。それは相互の生活に断続がなく、庶民的交流があるからです。細かい心の用い方を知り、自分の本質を見つめ、人を認め合う思いやりに発展し自他一体の境地に高めて行けると考えるのです。本アルバムの中から1つを紹介します。

秋田タント節:徳川の末期、仙北郡槍見内に番楽がおこり、その番楽に出てくる翁父が藁を打ちながらうたったそうで、この唄はこのあたりからの由来が考えられる。その昔、農家の若者たちが、納屋の夜なべ仕事の藁を打つ時にうたったと言われる。今日では酒席の座敷唄となり作業唄の気分は薄らいだ。一から十までの「かぞえうた」形式であるがなんとも面白い歌詞が続く。タント節とは、藁打ちの際、タントンタントンという軽快なリズムに合わせてうたったという。

収録曲
1. 秋田タント節
2. 草刈唄
3. 能代舟唄
4. 角間川舟唄
5. 西馬音内盆踊り(音頭)
6. 西馬音内盆踊り(がんけ)
7. 本荘追分
8. 古調本荘追分
9. おしもこ節
10. 秋田馬子唄
11. 秋田馬方節
12. 秋田馬喰節
13. 秋田万才
14. コッカラ舞い
15. ツッツック舞い
16. 八郎節
17. 鷹巣盆唄
18. 久保田節
19. おこさ節

このアルバムはApple Musicでも聴くことができます。

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