出番前にお腹が壊れまして、高座でお腹の音が聞こえたかもしれない妙な緊張感のある一席目は【家見舞】。弟分の二人が兄貴分の引越し祝いに水瓶を買って持って行こうという義理人情に熱い噺で、これを演るからお腹が壊れたのかはわかりません。
続いての二席目は鬼のケチ道で一代を築き上げたけちべえさん、その鬼のいぬ間に洗濯の奉公人の大騒ぎの【味噌蔵】。けち具合がけちべえさんにはまだまだ及ばない私です。
中入り後の三席目は長屋の八五郎はどこへ行ってもいつも通りで殿様相手になんのそのという【妾馬】。私も八五郎の平常心を学びたいものです。
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