落語家桂文我のおやこ寄席シリーズの続編がiTunesで配信開始となりました。第28弾は『たいらばやし』です。
約四百年前、京都に住んでいた安楽庵策伝というお坊さんの本に、この落語が入っていますから、かなり古くからある落語と言えるでしょう。漢字は中国から日本に伝わってきた字ですが、ひらがなや、カタカナと共に使われて、日本語の表現を豊かにしてきました。漢字には、訓読みと音読みがあって、一つの字で、いくつも読み方ができるだけに、勉強をしないと読めない字があります。漢字の読み方の食い違いで、『たいらばやし』という落語が作られました。
このお噺はApple Musicでも聴くことが出来ます。