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講談 柳原白蓮

神田紅 2007/07/30発売 600円 

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iJockeyレーベルとして最初に配信した講談がこれ!。歌人 柳原白蓮の生き様を、講談師 神田紅が演じ上げます。
柳原白蓮は明治18年、伯爵柳原前光の次女として東京に生まれ、燁子(あきこ)と名付けられる。北小路子爵家の養女となり兄の資武(すけたけ)と結婚。16歳で男児を出産、20才で離婚。明治44年に、九州の炭坑王の伊藤伝右衛門と再婚。大正4年に出版した第一号歌集「踏絵」がベストセラーとなり「筑紫の女王・柳原白蓮」の名は全国に知れ渡る。大正9年別府の別荘で7才年下の宮崎龍介と出会い、大正10年10月22日大阪朝日新聞に夫伝右衛門への公開絶縁状を掲載、世論は大騒ぎとなる。
龍介との間に長男香織(かおり)、長女蕗苳(ふき)を生むが、香織は終戦の4日前に戦死。「国際慈母の会」を結成して後半生は平和運動にうちこむ。昭和42年81歳で逝去。飯塚の伝右衛門邸で暮らした10年間が、燁子の歌人としての才能を開花させた。