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初代春日井梅鶯２つ目の演目は、ご存知「忠臣蔵　大石妻子別れ」。吉良の仇討ちの機会を待っていた大石蔵之助。東へ下るのが近いと察した蔵之助が家族に罪が及ばぬようにと妻を離縁し、子供には方見分けをし、母親を勘当する。恩義のためとはいえ望んで離縁した訳ではないが、家族にも仇討ちを悟られまいと冷たく振る舞う蔵之助。蔵之助が東へ去った後、義父のもとに身を寄せた家族。義父から仇討ちのための離縁である事を聞かされる。義理と人情の物語。